自社ローンの審査には絶対通る?審査に落ちることはある?

「自社ローンの審査には絶対通る?審査に落ちることはあるのかどうか知りたい。」
「自社ローンの注意点が知りたい。」

本記事では、自社ローンの審査には、絶対通るのかどうかや、審査に落ちることはあるのかどうかや、注意点について解説します。

自社ローンの審査には絶対通る?審査に落ちることはある?

自社ローンは、必ず審査が通るわけではなく、審査に落ちるケースもあります。というのも、通常のマイカーローンと同様に、自社ローンにも独自の審査基準があるからです。

例えば、自社ローン大手のオトロンは、審査通過率95%を誇っていますが、こちらは、審査落ち率が5%あるということです。審査がある以上、必ずしも社内ローンの審査に通るとは限らないことがわかります。

自社ローンの審査では、現在の返済能力と将来の返済能力を見るため、安定した職業に就いている人であれば通過する可能性が高いです。

逆に無職や生活保護受給者は、返済能力が低いとみなされ、審査に通りにくくなります。また、反社会的勢力などはコンプライアンス上契約が難しいため、審査に通りにくいです。

自社ローンの審査に落ちる人の特徴

マイカーローンの一種である自社ローン。社内ローンの審査に落ちる人にはどのような特徴があるのでしょうか?

ここでは、自社ローンの審査に落ちる人の特徴について紹介していきます。

自社ローンの審査に落ちる人の特徴

  • 収入に見合わない車を選ぶ
  • 収入証明書を提出できない
  • 保証人がいない

収入に合わない車を選ぶ

中古車販売店の自社ローンの審査基準は、現在の年収や借入状況から支払い能力があるかどうかを判断します。

そのため、現在の年収に見合わない価格の中古車や車種を選んでしまうと、審査に落ちてしまう可能性があります。まずは年収から身の丈に合った中古車を選びましょう。

収入を証明できない

安定した収入があることを証明できないと、自社ローンの審査に落ちる可能性があります。

特に中古車販売店では、現在の年収や借入状況から支払い能力を判断する基準で自社ローンの審査を行っているため、前述したように現在の収入証明は重要です。

収入証明書さえ提出できれば、必ず自社ローンの審査に通るというわけではありません。ただし、最低限の年収が証明できたとしても、いくら稼いでいるのかを証明できればできるほど、中古車販売店からの信頼は高まります。

保証人なし

自社ローンのもう一つの重要な基準は保証人の有無です。収入が少なかったり、他に借金がある場合は、中古車販売店の信用度を上げるためにも保証人をつけることをおすすめします。

保証人がいない場合、絶対に審査に通らないというわけではありませんが、融資を断られる可能性はあります。

自社ローンのは絶対通る?自社ローンの注意点

絶対保証と言われる自社ローンは、銀行融資やディーラーローンに比べて審査が通りやすいというメリットがありますが、もちろんデメリットや注意点もあります。

自社ローンを利用する際の注意点をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

自社ローンの注意点

  • 自社ローンを取扱店は限られている。
  • 高額な手数料や保証料がかかる場合がある。
  • 利用限度額や支払回数が少ないことが多い。
  • 車の名義がディーラーになる。

自社ローンの取扱店は限られている

絶対審査が通ると言われる、自社ローンの注意点としてまず挙げられるのが、自社ローンを契約できるディーラーが限られているということです。

銀行ローンやディーラーローンは、銀行などの金融機関を通して手配するため、新車でも中古車でも基本的には、どこのディーラーでも車を探すことができます。

しかし、自社ローンを利用する場合、自社ローンを利用できるのは、審査基準が設けられた中古車販売店に限られるため、自社ローンを契約できる販売店は限られます。

高額な手数料、保証料が必要な場合もある

絶対審査が通ると言われている自社ローンの注意点の2つ目は、「高額な手数料や保証料がかかる場合がある」という点です。

銀行やディーラーのローンとは異なり、自社ローンは金利がかかりません。ただし、手数料や保証料は車両価格に上乗せされるのが一般的です。

手数料、保証料の基準に関しては、中古車販売店によって違いますが、場合によっては他のローンで借りた金額の利息よりも手数料や保証料の方が大幅に高くなることもあるので注意が必要です。

自社ローンを検討する時は、是非手数料、保証料の金額を確認、シミュレーションしてから審査に臨みましょう。

自社ローンは限度額が低く、支払い回数が少ないことが多い

「絶対に審査が通る」とも呼ばれる自社ローンの注意点の3つ目は、限度額が低く、支払い回数が少ない場合が多いことです。

自社ローンは、中古車販売店が購入代金を支払うため、銀行ローンやディーラーローンに比べて、限度額が低く、支払い回数が少ない傾向にあります。

支払回数は中古車販売店によって異なる。しかし、支払回数は12~36回が多く、返済期間が短い傾向にあります。

これでは、自分でローンを組んでも、欲しい車種が買えなかったり、期間が短いために返済が困難になったりするリスクがあります。審査に通る前に支払い回数は絶対にチェックしましょう。

車はディーラー名義になる

絶対審査が通ると言われる自社ローンの注意点4つ目は、車の名義が販売店になってしまうことです。

自社ローンで中古車を購入すると、返済が完了するまで車の名義は中古車販売店のままです。そのため、ローン返済中は車を売却することができません。

また、毎月の返済を続けていても、ローンの途中で、販売店が倒産してしまうこともあります。その場合、車は中古車販売店の資産の一部として差し押さえられる可能性があります。

まとめ

自社ローンの審査には、絶対通るのかどうかや、審査に落ちることはあるのかどうかや、注意点について解説しました。

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