「マイカーローンの審査に通らない理由とは?」
「マイカーローンを利用してみたい。」
本記事では、マイカーローンの審査に通らない理由について解説します。
新車購入時にディーラーや金融機関を通じてローンを組む人は多いです。しかし、自動車購入時のローン審査がスムーズにいかないケースがあります。
マイカーローンの審査に通らない理由とは?
マイカーローンの審査が通らない場合、その理由に関しては本人に知らされません。そういうわけで、審査に申し込んだ時の状況と照らし合わせながら、審査に通らない理由を解決していくことが大切です。
まず、マイカーローンの審査に通らない理由として考えられる主なものを見てみましょう。
年収が低い
マイカーローンを利用する場合、借りた金額を数年単位で分割返済していくことになります。そのため、金融機関や消費者金融は、返済が滞らない様に、申込者の返済能力を審査することが必要です。その審査基準のひとつが、申込者の年収です。
年収を融資審査の基準として明示するかどうかは、金融機関や消費者金融によって異なります。しかし、一般的な目安としては、申込者の前年の年収が200万円以上あることが望ましいとされています。年収150万円以上という金融機関もあります。
年齢が対象外である
マイカーローンの審査では、基本的に年齢制限があります。ですので、申し込みするタイミングで、65歳を超えていましたら、長期ローンの審査で不利になったり、申し込めなかったりします。また、申込時の年齢だけでなく、ローン完済時の年齢も考慮される傾向にあります。
年収の基準と同様に、年齢制限も金融機関や消費者金融によって異なり、融資条件に以下のように記載しているところもあります。
- 申込時の年齢が20歳以上65歳未満
- 申込時18歳以上65歳未満(最終返済時70歳以下)
- 借入時の年齢が満18歳以上、最終返済時の年齢が満80歳以下
など
20歳未満の融資の可否や、返済年齢はローンによって異なるため、申し込み前に条件を確認することが大切です。
雇用形態が安定していない
マイカーローンの審査では、正社員のみ、正社員のみなどの雇用条件が明記されていません。ほとんどの場合、「継続的かつ安定した収入があること」と記されております。また、安定した収入があるかそうでないかは、雇用形態によって判断されるのが一般的です。
したがって、継続的に安定した収入があるとみなされるのは、正社員や公務員などの正規雇用者である。一方で、自営業者、個人事業主、派遣社員、フリーターなどの非正規雇用者は、一定の年収があっても収入が不安定とみなされやすく、審査で不利になることがあります。
雇用期間が短い
雇用形態だけでなく、雇用期間の長さも安定した収入があるかどうかを判断する上で重要です。一般的には1年以上の雇用期間が望ましいです。
借入れが多い
マイカーローンの審査では、申込者の年収と借入金額のバランスも重要になります。年収に対して、借入の希望額が過多でないかどうか、借入限度額に達していないか、住宅ローン、カードローン、クレジットカードのキャッシングなど、他の借入を合算して返済できるかどうかも審査されます。
金融機関によっては、借入金額について、次のような条件を設けているところもあります。
- 本ローンを含む無担保ローンの合計額が、申込者の前年度年収の50%以内であること。
- 申込額が500万円を超える場合は、借入額が前年度の年収等の範囲内であること。
実際には、年収以外の要素も審査されるため、借入額が少ないからといって審査に通るとは限らない。
信用情報に事故情報がある
信用情報とは、申込者の自己破産、支払い状況、延滞などの記録です。ローンの審査では、CIC(指定信用情報機関)、JICC(日本信用情報機構)などの個人信用情報機関に記録されている信用情報を照会します。
そして、過去5~10年以内に自己破産などの債務整理の履歴がないか、ローンの返済、税金、公共料金などの支払いに、大きな遅延がないかどうかなどをチェックします。これらの事故が、信用情報機関に登録されていると、審査に通る可能性も低くなります。
住宅ローンなどの支払い義務
住宅ローン、クレジットカードのキャッシング、リボ払いなど、申し込んだローン以外にすでに借金がある場合は、審査で不利になることがあります。なぜなら、その他に返済義務、支払い義務がある場合、新たなローンを組む際に貸し倒れのリスクがあると判断されるからです。
申込者の年収と申込内容のバランスが取れていない
ローンの審査では、申込者の年収に見合う返済計画になっているかそうでなうかも、チェックされます。申込者の年収が、一定以上であることも重要になりますが、そちら以上に、年収や返済計画のバランスが重要だそうです。
まとめ
マイカーローンの審査に通らない理由について解説しました。
マイカーローンが組めない場合は、新車ではなく中古車を購入することで審査ハードルを下げることができます。